『クソゲー』という言葉を皆さんご存知でしょうか?ゲームで遊んだことがある人なら、耳にしたことがあるかもしれませんが、それ以外の人はまず聞かない言葉だと思います。『クソゲー』とは、遊んでいてつまらないゲームのことを指す単語で、普通に『つまらない』ものから、システム的に問題があって遊びにくいもの、プレイしていてなんだか訳が分からないものまで、さまざまな種類のものがあります。そんなクソゲーたちを特集した本が、この超クソゲーシリーズです。
本書『超クソゲーremix』には、今までの超クソゲーやcontinueで特集されたもののなかから、厳選された作品が再収録されています。特集されているのは、「つまらない」というより、どちらかというと『おバカ』なテイストが溢れる『バカゲー』と呼ばれるタイプの作品が多く、古くはファミコンからプレイステーション2まで、新旧問わずさまざまなタイトルが掲載されていますので、ゲームが好きな方は、一度読んでみることをオススメします。
そして、自分にとってのこの本の最大の魅力は、伝説的クソゲーである『たけしの挑戦状』製作者へのインタビュー&攻略記事でした。『たけしの挑戦状』とは、ビートたけし氏監修のファミコンソフトで、1時間ゲームを放置しなければならなかったり、マイクに向かって叫んだりと凄まじいほどの難度を誇るゲームでした。この伝説ゲームが生まれた経緯をひしひしと語る製作者のコメントは、当時クリアできず苦汁の日々を送っていた少年には、もう涙と笑いなしでは読めないほどです。
今回『完全保存版』と表紙に書かれているのですが、世にはまだまだ数多くの知られざるクソゲーが存在していることでしょう。このシリーズが好きな自分は、続編が出ることに期待しています。自分はこのシリーズを読んでつまらないゲームにハマったクチで、つまらなさを逆に楽しむという技を身につけて以来、ある程度はどんなものでも楽しめるような思考になってしまいました。やはり娯楽の一環として製作されているゲームですから、なるべく楽しみながらプレイしたいですしね。それにしても、この表紙にでているキャラクターは何者なのか?パッと見てわかった人が世の中にどれくらいいるのか非常に気になります… |