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| 2003/5/7 |
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『English zone(#003)』
出版社:中経出版
発行日:2003年05月 本体価格:1,200円
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ああ、とうとう【瑞】さんが引退してしまいました。その最終回の次に書くのはおそれ多いのですが、追悼の意を込めて(いや、生きてるってば)、はなむけに、取り上げる予定だった本を変更して、この本で書くことにします。
書店をぷらぷらしていたら、たまたま、ぎろっとこっちを見ているゴーン氏と目が合いました。そういえばタッキーと目が合ったこともあった…。それはさておき、なんか毛色の変わった英語本でした。
最近、どうも英語英語という世の雰囲気を強く感じます。小中学校でも英語教育に力を入れるというし、NHKの「英語でしゃべらナイト」では、わりと普通の身近なゲストが普通に英語でしゃべっていて、英語でしゃべるのなんか普通なんだぞぉという雰囲気を世に広めようとしています。
そんな昨今、「ノウハウ本、単語集、英会話特集、そういったものではだめだ、私たちは、日本語を勉強するのに、ノウハウ本ではなく小説や新聞を読んできたではないか、そのプロセスと同じように、面白いテーマを英語で読もう、高校卒業レベルの英語で提供してやるぞ、どうだ」――とまあ、私の主観もまじえて説明すると、こういう趣旨で編集された本なのです。ぱらぱらめくると、あれまあ確かに英語、英語、英語です。ゴーン氏のインタビューが英語なのはまだしも、日本人へのインタビューも英語、資生堂の話も英語、映画の話も英語、女と男の恋愛相談も英語、おっと、このコーナーのアドバイザーはかのジョン・グレイ博士ではありませんか。「元カレが言うんです。今は別の女性と一緒に暮らしてるけれど、100%気持ちに自信がないらしく、それは私のことを想い続けているから。カレのもとに走るべきでしょうか。ああ、どうしましょう」といった30歳独身女性の恋愛相談。ベタな内容なのに、英語で書いてあるだけでかっこよく思えるのが不思議です。で、その回答は、"Be honest with yourself." わぁ。
本のつくりで面白いなと思ったのが、本文は基本的に英語だけど、見出しは日本語なところです。タイトルと短いイントロ、そこで興味を持たせて英語の本文に引き込んで行くという、うまいつくりだなーと感心。写真もたくさんあって、文字だけ読んで退屈にならないようにしてあります。
キャスターの安藤優子さんの英語勉強法の話があって、安藤さんの言う"Read aloud" に大いに共感を覚えました。高校の英語の先生も「読めない単語は覚えられない」って言ってたし、そもそもしゃべってナンボのもんだし、口に出して読むことのメリットはたくさんあるはずだと、私はそれを信仰しています。本文を読んだCDも付いているので、一緒について朗読するのもいい練習になりますね。
#003とあることからおわかりのように、隔月で出版されるそうで、「1年後には『英語の頭』に変わった自分を実感してください」との編集長のお言葉です。今までダイエット本も何冊か読書日記でとりあげてきましたが、思えば、英語の勉強もダイエットも、似たようなものに思えてきました。「今度こそ、これならできそうな気がする」。こんなことを書いてた【瑞】さんは、その後ちゃんと勉強してるでしょうか。
何にせよ、継続は力なり。2001年1月から始まって、1営業日おきに【瑞】さんが書いた読書日記は、なんと286本にのぼります。読書日記を通じて、「続ける」ことの大変さと楽しさとそして達成感を、私も【瑞】さんから分けてもらいました。
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【楽天スタッフ 笑】 |
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