ウルテク・禁断の秘技・マル秘テクニック・・・呼び名は数々ありますが、どれも意味は同じ。そう、ファミコンが大ブームのときからプレイヤーを魅了し続けてきたゲームの隠し要素の一つ、裏技のことです。技の使用法には、子どもでは到底ムリな高度のテクニックを要するものから、誰でも簡単にできるコマンド入力式まで様々なタイプの技がありました。雑誌で情報が公開される前に自力で見つけると、クラスの中ではもう人気者確定だった当時、私も親の目を盗みながらこそこそとゲームをプレイし、新たな裏技発見に熱狂したものでした。この本はそんな裏技好きに送る、テレビゲームの裏技大辞典です。
我らファミコン世代の愛読ゲーム雑誌といえば『ファミリーコンピュータマガジン』(通称ファミマガ)でした。あれから10数年、当時ファミマガの付録として付いていた大技林も広技苑と名を変え、ファミコンが多くを占めていた内容もプレイステーションに代わり、時代の流れを改めて感じてしまいました。
掲載されている裏技のやり方も、昔のような“2コントローラーの左を押しながら…”だとか“セレクトボタンを33回押して…”などと言う複雑な技は少なく、『裏技も割と簡単になったんだなあ…』なんて思って眺めていたら、ふと見覚えのあるコマンド『上上下下左右左右』が・・・知っている人なら思わずニヤリとしてしまう、おそらくNO.1認知度を誇る“コナミコマンド”というヤツです。ついつい昔の思い出に浸ってしまいました。小学生の当時、高橋名人に憧れて、『16連打―!』なんて言いながら友達みんなでボタン連打を競っていたあの頃・・・。まるで数十年も昔の出来事のように懐かしく思い出してしまいました。
さすがに大人になった今では、『Enterキー16連打―!』なんてことはやりませんが、裏技はゲームの攻略でしか使わなかったものから、仕事に役立つ裏技に進化し、現在でも技を使い続けています。 |