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| 2003/1/15 |
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『火よう日のごちそうはひきがえる』
著 者:ラッセル・E・エリクソン/ローレンス・ディ・フィオリ 出版社:評論社
発行日:1982年11月 本体価格:1,000円
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お正月・・実家の普段は触らない本棚を覗いてみました。そこには両親の「〜大全集セット」とか祖父の「別冊太陽コレクション」などに混じって、「かえるの兄弟(ウォートン、モートン)シリーズ全4冊」が出てきました。私の子どものころの宝物だったこのシリーズ。残っていて本当に嬉しかったです。大人になって読み返してさらに大好きになりました。心があたたか〜くなるいいお話なのです。
かえるのウォートンはおそうじ好き。モートンはお料理好き。二人は仲良く暮しています。モートンが作る料理が毎回おいしそうで、子どもだった私は真似したくて、いろいろ作ってみたものです。
そんなモートンが作った「かぶとむしの砂糖菓子」をおばさんに届けようとウォートンはスキーをはいて雪の世界に出かけていきます。そしてその途中でみみずくに捕まってしまいます。次の火曜日はみみずくの誕生日。ウォートンは誕生日のごちそう・・というわけです。(しかしなぜ火曜日?意味不明にカエルが夜空を舞うブッとんだ不思議な『かようびのよる』という絵本もそういえば火曜日でした・・。火曜日とカエルは何か関係が?・・・ないんだろうな。)
みみずくは気難しく友だちもいません。ところがウォートンは天真爛漫で誰とでも仲良くなるタイプ。食用として捕まっているのに夜「お茶をしよう!」とみみずくをお茶に誘っておしゃべりをしたりします。ウォートンのマヌケなぐらいの人(カエル?)のよさと無理のないポジティブシンキングがいい結果を呼ぶんです。
ラストシーンもセンスのいい感動があり、(うっかりちょっと目に涙)爽やかないい気分になれて、新年早々いい感じです。これからもきっと何度も何度も読み返す大切な大切な本です。 |
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【楽天ブックススタッフ 卯】 |
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