楽天市場
ブックス
楽天トップへ
買い物かご | my Rakuten | 総合案内所 | 楽天へ出店 | ヘルプ
本・雑誌・コミックトップ楽天ブックスあなたの書斎楽空間カフェギフト懸賞プレゼント オークションフリマ
1,500円以上で送料無料  ポイントが増えるチャンス!
 注文履歴  ポイント履歴・応募  お買い物方法登録
キーワードで検索 >>本の探し方  |  絞込んで検索 >>

読書日記 2004年3月31日更新
現在の日記の件数:727件

 最新の読書日記   バックナンバー一覧  カレンダー   
<<前日の日記へ | 翌日の日記へ>>
2002/9/19
『月の裏側』

著 者:恩田陸
出版社:幻冬舎
発行日:2002年08月
本体価格:648円
小さい頃、「周りの人は実は人間じゃなくて、自分が見ていないところで皮を脱いで宇宙人やらバケモノになっているのでは?」という妄想にとりつかれたことってありませんか?私はよくそういった妄想にとりつかれていた子どもでした。

そんな妄想&恐怖が現実に・・・といったホラー小説です。舞台は九州の水郷・柳川をモデルにした運河の町。そこで何日か失踪した人間がひょこっと帰ってくるといった奇妙なことが次々起こります。本人にはその間の記憶がありません。外見はまったく変わらないのですが・・・。

〈ここから先、ネタバレを含みます。未読の方はご注意下さい〉
ストーリー展開そのものには、さほど衝撃はうけなかったのですが、登場人物のキャラクターがなかなか良くて、私にとってはストーリーよりも人物観察のが面白かったです。主人公の「多聞さん」は、子供の頃自分の影に逃げられるという超常体験をしていて、圧倒的な孤独と恐怖を味わったことがあるという設定。そういう気の利いた体験を主人公に語らせる作者のセンスがいいですねぇ。ただその「多聞さん」が飄々と現実を受け入れて、あんまり怖がらないので読者の私としてもさほど恐怖は感じませんでした。でも実際、周りがどんどん人間以外のモノになっていったら・・・だいぶ怖いですよねぇ。

そして、その恐怖のパニックがとりあえず落ち着いたとき・・・どういう行動をとるでしょうか?
周りと自分が違うことに耐えかねて、人間捨てますか?
それとも最後まで人間でいますか?
その前に自分がまだ人間であるという自信をもてますか?
ちょっと考えさせられるお話です。
【楽天ブックススタッフ 卯】


【読書日記】では、楽天ブックススタッフが自分たちの読んだ本を日記形式で紹介していきます。

新刊本・未刊本・絶版本。定番から変わった本まで、いろいろな本が登場します。ほぼ日替わり、何が飛び出すか、乞うご期待!
皆さんが読んだ本、良かった本、面白かった本も、私たちに教えて下さい。
お便りはrecommend@books.rakuten.co.jpまで



このページのトップへ

楽天ブックス トップ | ヘルプ | 買い物かご| 注文履歴| お買い物方法登録

ご意見、ご質問などは info@books.rakuten.co.jpまでお寄せください。
楽天BOOKSは SSL に対応しているので、クレジットカード番号は暗号化して送信されます。

Copyright (c) 2000-2003 RakutenBooks, Inc. All Rights Reserved.