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| 2002/7/18 |
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『はじめてのアロマテラピー』
出版社:池田書店(新宿区)
発行日:1998年06月 本体価格:1,400円
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最近、あるきっかけがあってから「アロマテラピー」に凝っています。アロマテラピーを「なんとなく癒される」ファンシーでラブリーなものだと思っていたら、大間違いです。かなり実用的で、用途は広範囲です。
薬を飲んだり、医者に行くほどではないんだけど、けっこう本人には深刻な状態というのがあります。例えば冷房にやられて足がむくんでだる〜い時、気分が荒れてるのに大人らしい行動をとらないといけないとき、やらなくちゃいけないことが山積みなのにどうしても集中できず、午後3時くらいからやっとエンジンがかかる時など。その他ストレス性の頭痛、腹痛、眠れないとき、眠たいとき(ミーティング中、授業中などに)、食欲がないとき、ありすぎるとき、肌が荒れているとき、二日酔いのときなど、トラブル別にさまざまな種類のエッセンシャルオイルがあります。エッセンシャルオイルというのは、植物の葉や茎や花などから抽出される純度の高いオイルで、それを希釈して吸引したり、肌につけたり、お風呂に入れたりするのです。とくに精神的な落ち込みやウツな症状に効果があるとされるエッセンシャルオイルは種類も多く、効果が高いということです。考えてみればマリファナとかも原料は植物だしなあと妙に納得です。
香りの効果が体に影響を与えるルートは3つあるそうです。ひとつは香りの情報が鼻から脳の中枢に届いて、そこから肉体的には免疫系やホルモンの分泌をコントロールする部分に働きかけ、精神的には記憶や感情に携わります。二つ目はやはり鼻から入って肺に届き、そこから血管を通って体全体に香りの成分が行き渡るというもの。三つ目は皮膚を通して毛細血管に吸収され、体液の流れによって器官や組織に運ばれるというものです。植物からとれるオイルになぜこのような効果があるのか、まだまだわかっていないことが多いそうです。植物がさまざまな環境の中で生きようとする努力の結晶をまるごといただいてしまうのだと考えると、人間にとっても悪いものではないだろうという気がします。
人間の体は精密にできていて、ちょっとしたことで変化します。体調によって香りの感じ方も効果もちがってくるそうです。自覚がなくてもどこか調子が悪いときは、そこに働きかける効能をもつ香りを「いい香り」と感じるようになるらしいです。オイルの種類もたくさんある上、組み合わせ次第でさらにバリエーションが広がり、さらに原産地で微妙にちがってくるという、アロマテラピーの奥の深さはまさに底なしです。
この『はじめてのアロマテラピー』は、そんなエッセンシャルオイルをふだんの生活に取り入れる方法を効能別にくわしく紹介してます。理科の実験が大好き(実験だけね)で、「科学と学習」にクラクラきていた私には、この混ぜたり、こねたり、あたためたりというのがとても楽しいのです。ただ、この本もそうですが、この分野の本は概ね女性向きに作ってあるため、男性は手にとりにくいのではと思います。そんなあなたのために、ネット書店は今日もがんばっています。 |
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【楽天ブックススタッフ 真】 |
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