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読書日記 2004年3月31日更新
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2002/7/11
『バロン猫の男爵』

著 者:柊あおい
出版社:徳間書店
発行日:2002年03月
本体価格:690円
今日の読書日記はちょっと番外編。先日、7/20〜公開のスタジオジブリの映画『猫の恩返し&ギブリーズ』の試写会を見てきましたので、その報告かたがた原作のご案内などしてみたいと思います。

そもそも今回活躍するバロンは、以前既に『耳をすませば』にも登場していて、ジブリ映画としては2度目の登場になります。原作は柊あおいさん、我々の世代の人間にとっては恋愛漫画のバイブルとも言える『星の瞳のシルエット』の作者ということもありとても楽しみなところでした。

主人公は高校生のハルちゃん。恋に恋するお年頃の彼女は、何を考えているのか今ひとつわからないぼーっとした日常を送っています。そんな中トラックに轢かれそうになっていた猫を助けたことから大事件勃発。実は助けた猫は猫の国のルーン王子で、これにいたく感動した猫王(なんと映画の声は丹波哲郎さんなのです)とその家来たちが大恩返しプロジェクトを始める・・という内容です。とはいっても、猫の喜ぶようなものは人間には嬉しいわけはなく(ねずみの缶詰とか、庭いっぱいのねこじゃらしとか)ハルは天の声に導かれながら猫の事務所のバロンに助けを求めるのです・・・・

原作はわりとサラッと読めてしまったのですが、映画になるとより細かい心の動きなどが強調されていて作品に含まれた作り手の思いがよく伝わってきました。以前森田監督にインタビューで話をうかがった際にも聞いていた、街の綺麗さ明るさには目を奪われます。とにかく普通の町並みの中で、普通の女子高生が入り込んだファンタジーの世界という設定はありえない事がわかっていながらも共感するところが多かったです。&つじあやのさんの主題歌がこれまた良かった。この年頃ならではのフワフワ感にとってもマッチしてます。

書いているうちに、原作の感想なんだか映画の感想なんだかよくわかんなくなってきましたが、見比べてみると随分イメージが違っているのでどちらかだけを味わって満足しないように!ちなみに原作を読んでムタファンになっていた私は、映画を見てバロンファンに乗り換えました。とにかく格好いいんですよ(キザだけど)。あんな人(猫)に助けられたらハルちゃんならずとも惚れちゃいますな。

映画公開にあわせて、楽天ブックスでも特集ページ&素敵なプレゼントを企画中!今頑張って作ってますので、少々お待ちくださいね。
【楽天ブックススタッフ 瑞】


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