父親が年に一回(3歳から10歳までの8年間)息子にインタビュー。ちゃんとテープもまわして場所も喫茶店とかレストランできちんと話をきくんです。神がかった発言がいいですよ。3歳の隆くん。大人とは確実に別世界に生きてます。字が読めなくて、ここがどこだかわからなくて、時計が読めなくて時間がわからなくてもパニックにならずにこにこしていられるわけですから。そして迷子になったときの心境を語る5歳の隆くん。迷子になったら子どもは泣くものだ・・・と思っている大人の考えを見事に覆してくれました。
「自分もこんな風に感じていたはず」の忘れてしまった感覚にたくさん気づかせてくれた1冊でした。子どもと真剣に話す機会なんてないですからね。「遊んであげる」「面倒をみてあげる」とかそういうテンションではなく対等の立場で話をするとなんといろんなことを教えてくれることか!
「あー」とか「うー」とかしかいえなかったころ、どんな感覚で世界を感じていたのかちょっと思い出そうとしてみたりしました。言葉をもってないからよけいなことを考えず、目の前のものを五感六感で感じるだけの世界。いいな。それ。楽しそうだゾ。さらに昨日TVで110歳ぐらいのおばあさんが出ていたのをたまたま見たのですが、もうあまり動けないのになんと楽しそうなことか!絶対違うものが見えているな・・・これは。もしかしたらまた子どものとき感じていたような感覚に戻っているのでは? |