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| 2002/4/24 |
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『岩合光昭デジカメ日記』
著 者:岩合光昭 出版社:平凡社
発行日:2001年01月 本体価格:2,400円
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写真家岩合光昭さんがデジカメでお住まいの小渕沢などの自然を毎日1枚づつ撮った写真を集めた本です。表紙のブサイクなネコの顔に心惹かれます。
岩合さんといえば、野生動物や身近な動物たちの写真集を多く出されていますが、その岩合さんがデジカメで見せてくれる日本の自然はとてもドラマチックです。
デジカメのいいところは、写真全体のアングルを自分の目で決めてから撮れるところですよね。出来上がりをイメージしやすいので誰でも計算した写真が撮れます。でも、岩合さんと素人の違うところは、被写体の目のつけどころです。毎日流れる時間から切り取られた一瞬の風景が、多くのことを物語ってくれます。1月、水面に反射するやわらかい光で、冬の小春日和の午前中の澄んだ空気を思い出させたり、7月、オオカマキリが一生懸命カマをなめてきれいにしているところとか、8月の午後のわか雨できらきらする葉っぱで夏の森林のひんやりした深い香りを思い出したり。ページをめくる時の自分の状態によって、いつも新しい発見があります。
あとがきにあるのですが、美しい、おもしろいと思ったら、なぜ自分がそれに惹かれたのか、追求することがいい写真を撮るコツなんだそうです。たいていは「写真を撮ったからもういいや」とその場を去ってしまいますが、そこに居つづけて対象を観察する滞留時間で写真に差がでるのす。好奇心がいい写真を撮らせるんですね。
デジカメといえば、最近私はたまねぎを育てていて大きくなる過程をカメラに収めています。ほっておいたら芽を出していたので、しかたなく水栽培をしているのです。これって食べられるのでしょうか。だれか知っている人がいたら教えてください。もう、かなりやばい状態です。 |
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【楽天ブックススタッフ 真】 |
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