楽天市場
ブックス
楽天トップへ
買い物かご | my Rakuten | 総合案内所 | 楽天へ出店 | ヘルプ
本・雑誌・コミックトップ楽天ブックスあなたの書斎楽空間カフェギフト懸賞プレゼント オークションフリマ
1,500円以上で送料無料  ポイントが増えるチャンス!
 注文履歴  ポイント履歴・応募  お買い物方法登録
キーワードで検索 >>本の探し方  |  絞込んで検索 >>

読書日記 2004年3月31日更新
現在の日記の件数:727件

 最新の読書日記   バックナンバー一覧  カレンダー   
<<前日の日記へ | 翌日の日記へ>>
2002/12/17
『コスメティック』

著 者:林真理子
出版社:小学館
発行日:2002年11月
本体価格:571円
化粧品業界って、こうなのでしょうか。のっけから、パリカフェのテーブルで沙美が頬づえをついているところから始まったりして、思わず反感を感じてしまった私は、自分の小市民度をまんまと自覚させられたのでした。広告代理店に勤めていた沙美が仕事に行き詰まって、休暇を取ってパリにやってきたところ、ステキな男性とばったり出会い、それが外資系化粧品会社チーフ・ディレクターの田代だったという、ほうらどうだと言わんばかりの展開でした。

沙美はPR担当として引き抜かれ、いろんな女性誌の編集部を回ったり、プレス向けのパーティを開いたり、そんな毎日です。やっぱりマスコミの力っていうのは強力で強力で、それはときに暴力的なほどですから、どんなキャッチでどれだけの大きさで取り上げられるかで、全然売れ行きが違うわけです。記事の大きさを定規で測ってPR担当者の評価を決める会社もあるという、シビアな世界です。その分、編集部側の力、特に売れてる雑誌の力は絶大で、横柄な編集者もいるし、それに取り入る必要もあるし、という、まあ、それはどこの世界でも同じことなのでしょう。反面、売れなくなった美容ライターは相手にされなくなったり、これまた扱いがはっきりしています。

編集部には、段ボールいっぱいの化粧品が届くそうです。でもそれで取り上げてもらえるなら安いものです。そんな高級化粧品を思う存分ふんだんに使える編集者たち。彼女達はそうして、いいものも使えて、まわりにも刺激されて、最初はあかぬけなかった人でも、だんだんキレイになっていくと、そう書いてありました。やっぱりいいものはいいんでしょうか。ほんとに「違いを実感」できたりするものでしょうか。(と書いたら何かもらえるほどの力は私にはありません)

業界の内幕話が最重要テーマであり、それに、30を過ぎて仕事に没頭しながらこれでいいのかと自問する沙美の生き方を織り混ぜた構成だと感じたせいか、なんとなく、人物像の深みに物足りなさも感じました。特に、田代は、終わりのほうではただのスケベになってしまったような気がして、やっぱり彼には最後までステキな男性でいてほしかったなーと思ったり。そうは言っても一気に読めたのは、華やかなコスメ業界の裏をのぞき見るのが面白かったせいでしょう。(ああ小市民)
【楽天スタッフ 笑】


【読書日記】では、楽天ブックススタッフが自分たちの読んだ本を日記形式で紹介していきます。

新刊本・未刊本・絶版本。定番から変わった本まで、いろいろな本が登場します。ほぼ日替わり、何が飛び出すか、乞うご期待!
皆さんが読んだ本、良かった本、面白かった本も、私たちに教えて下さい。
お便りはrecommend@books.rakuten.co.jpまで



このページのトップへ

楽天ブックス トップ | ヘルプ | 買い物かご| 注文履歴| お買い物方法登録

ご意見、ご質問などは info@books.rakuten.co.jpまでお寄せください。
楽天BOOKSは SSL に対応しているので、クレジットカード番号は暗号化して送信されます。

Copyright (c) 2000-2003 RakutenBooks, Inc. All Rights Reserved.