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| 2001/7/26 |
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『不倫の恋で苦しむ男たち』
著 者:亀山早苗 出版社:WAVE出版
発行日:2001/06 本体価格:1,400円
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結婚外恋愛の本を最近よく手に取るわたし。小説ばかりでしたが、今回はノンフィクション。いわゆる「不倫」をしている男たちを女性のライターが取材したものです。小説を読んでいたときは、言うなれば「1編1事例」だったのに対し、この本では次から次へといろんなケースが出てくるわけで、すっかり満腹になってしまいました。
「不倫」とは言っても、「遊びの恋」あるいは「セックスだけの関係」という男は除外しています。真剣に「不倫の恋」に向き合って悩んでいる人たちが対象です。みなさん本気で悩んでいる。「そんなことがあってはいけない」と自分の気持ちを否定しつつも、惹かれて恋に落ちていく自分を止められない人。妻もいる、子供もいる、その立場をわかっていても、どうしようもなかったり。
「そんなの自分勝手だ」とか「そこを止めなきゃ」とかいう正論が聞こえてきそうですが、人間、配偶者と長い年月暮らしていれば、いろいろ山も谷もあるでしょう。タイミング次第で、配偶者以外の人への強い感情に引き込まれることもあるのかもしれません。より魅力的な人との出会いが結婚後に訪れても、全然不思議ではないわけだし。人生、なかなか理屈通りにはならないものです。…と、すっかり登場人物たちに共感してしまいました。(あぶないあぶない)
立場を替わってちょっと道徳的なことを言うならば、配偶者(あるいは恋人)とのいい関係を長く続けていくにはどうするか、それを考えてみる材料として、こうした御し難き「恋」の現実を知っておくのはいいんではないでしょうか。
それは横に置いとくとして、「人を好きになることが人生を豊かにすることだ」という結びの言葉にはうなずくところであります。「恋」ってやっぱり楽しいんだから。 |
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【楽天スタッフ 笑】 |
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