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| 2001/7/11 |
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『ルー=ガルー忌避すべき狼』
著 者:京極夏彦 出版社:徳間書店
発行日:2001/06 本体価格:1,800円
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3年ぶりの京極さんの書き下ろし最新刊です。表紙のイラストを見て驚き、そしてまたしてもその厚さに恐怖を覚えましたが、即購入。「姑獲鳥の夏」をはじめとする妖怪シリーズ(京極堂シリーズ)ではなかったので、ちょと残念な感じだったのですが、読み始めてみるとやっぱり止まらなくなっていました。
舞台は21世紀半ば。人々は端末と呼ばれるコンピューターで生活全てを制御され、子ども達にいたっては1日中モニター画面の前に座り他人と接触をほとんどしないという生活を送っているのです。ところがある日、少女を狙った連続殺人が勃発。主人公の葉月とその同級生たちはだんだんと事件に巻込まれ、モニター内の仮想世界から飛び出していく・・・だいたいがこんな感じの内容です。
この本のキャッチコピーが「近未来世界の戦う少女たち」・・・なんか近未来とか言われると京極さんっぽくない感じが(苦笑)まぁ、それは置いといて、実はこの世界の設定は一般の人たちからアイデアを募集して創られたものなのです。今回私はこのような企画があるとは知らなかったので、参加できなかったですけど、次回何か同じような企画があれば参加したいな、と思います。
しかし、この本の中でも京極さんの言葉へのこだわりというか執着はすごいものですね。普段何気なく使ってる言葉でも、京極さんにかかると論議の対象になってしまうのですから。京極さんの本を読むといつも日本語って奥深いのだな、と実感します。 |
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【楽天ブックススタッフ 朋】 |
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