本屋の中をうろうろしていて、「家」や「部屋」を特集している雑誌があると必ず手に取って見てしまうタイプなのですが(故に好きなテレビ番組は「建もの探訪」)、そんな私の大のお気に入りで、読み飽きることなく眺めてしまうのがこの本です。東京という都市で暮らす人々の、生活感溢れる部屋を撮った写真集の文庫版。
いわゆるおしゃれでスタイリッシュなインテリア雑誌に出てくるような部屋ではなく、散らかっていたり狭かったり建物自体が相当古かったり、それぞれの住人の生活ぶりが垣間見えて、なかなか興味深いです。東大近くの木造3階建ての下宿屋さんが特にお気に入りで、東京に住むならこういう古めかしいアパートで、なんて考えていました。何故か整然とした部屋よりも、木造で畳敷きだったりする部屋が気になることが起因してか、現在住んでいるのも表をトラックが通ると揺れるようなアパートなのですが、散らかっていても平気というこの性格だけは直したいものです。
ちなみにスタイリッシュな部屋はそれはそれで好きです。「有名建築家がデザインした集合住宅」というのも、高給取りになったらぜひ住んでみたい物件ではあります。決して都会出身ではないので、やはり東京には永遠の憧れがあるんですよね。 |