学生時代、制服のある学校に通ったことがないので、学園ものにはかなりの憧れを持っている私ですが、この作品は特に女子がセーラー服なので憧れもひとしおです。主人公は、昔から先生に好かれたことのない、大人から見てどこかとっつきにくい少女・名倉絅。彼女は、親友の梢が夢中になっている担任・広田のことも最初は苦手だったけれど、彼にケガをさせてしまった一件から、彼のことが気になりだす。そして、彼女の想いに広田が応える形で、秘密で付き合い始めた2人。
絅が高校を卒業するまでは先生と生徒の関係を保つことを約束したので、特別扱いされたいのに言えなかったり、先生に認めてもらいたくて学校行事を頑張ったり、健気に頑張る絅の姿は飼主によくなついた犬のようで、可愛くて放っておけないのも良く解ります。この2巻では、絅の親友・梢との友情や、絅に片想いするクラスメートの小暮との関係についても描かれていて、さらに個人的には文化祭での女子のチャイナ服姿と小暮のパンダの着ぐるみ姿がツボでした。ところで、「充電」と称して、たまに「先生と生徒」の関係を休む2人が立場という「スイッチ」を切った時、どんな風になるのか。その辺りもぜひ読んでみたかったなと思います。
望月花梨さんは絵もスッキリしていて見やすいし、かわいいし、服装や小物も「いま」っぽい感じがするので元々好きな漫画家さんの一人でした。他には「笑えない理由」などもおすすめです。 |