運命的な事件ゆえ愛し合いながらも離婚した2人が、十年の歳月を隔て再開した。そして、女は男に宛てて手紙を書き綴る。2人の間でやりとりされる手紙により作品はつくられる。
十分な話し合いをせずに別れてしまった愛していた(いる?)人が、その後どのような気持ちで過ごしてきたのか気になるのは当然、すごく理解できた。過去の恋人とたまたま出会って「時効だから」と当時の話をした経験をもつ人は多いのではないだろうか?(話さなければよかったこともあるんだけどね・・)お互い一緒にいるという未来はすでになく、激情も過ぎ去ったこの時だからこそ、正直に昔のこと、今のことを語れる隙間をみつけた2人。人生見つめなおす時に、恋愛のウエイトの大きさを改めて感じたりすることって・・あるのだろう。
しかし私は登場人物の男がどうしても好きになれず、というより嫌いであった。暗いし、ツキ抜け感もなくつまらない男のくせに女に根本的に甘えている。(どうかそんな男は少数でありますように)私だったら瞬時に見切ってギャグにするか、拷問説教するかだ!という思いがつきまといこのストーリーそのものへの感情移入がいまいち浅かった。まぁでも男の趣味、女の趣味はひとそれぞれ・・・。ホント不思議なんですよね。人の好みって。 |