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| 2001/1/1 |
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『コルシア書店の仲間たち』
著 者:須賀敦子 出版社:文藝春秋
発行日:1992/04 本体価格:1,333円
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コルシア・デイ・セルビイ書店。
1950〜60年代、須賀敦子さんが、留学先のミラノで仲間として迎え入れてもらった書店。出版部もあり、神学の影響下にありながら、人間のことばを話す「場」をつくろうという理念をもつ、『たえず重い目標にむかって試行錯誤をかさねる共同体』でもある、書店。
書店がひとつのサロンであったり、交流の場としてのカフェとなる・・・困難な時代に「文化的中心としての書店」を成り立たせ、理想を持ってそれを運営していた人たちがいたことに憧憬を覚えました。二十年以上を経た後の回想の中で、その場所、その時間を一緒に過ごした人たちが、一抹の痛みを孕んだ上質の美しい文章で綴られていく。しばし時間を忘れて、その当時のイタリア・ミラノの小書店へ誘われるような陶酔を味わう。今年は全集も刊行され、多くの方たちに愛されている須賀敦子さんの硬質で静謐な美しさをもった世界を垣間見ることができる一冊です。
今、私たちは、新しいかたちの書店、楽天ブックスを立ちあげました。理想の書店とは何か・・・難しい命題よりも、どうすれば、お客様に喜んでいただけるのかを大切に考えていきたい。お買い物しやすいのはもちろんのこと、どうかこの楽天ブックスが、お客様にとって居心地の良いカフェでありますように、大好きな場所になってもらえますように。さあ、楽天ブックスの仲間たちよ、心してかからなくては。ささやかな自負を持って、本を読む楽しみをお届けします。今日からはじまる楽天ブックス。高鳴る気持ちを抑えつつ、開店第1日目のドアを開けます。 |
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【楽天ブックススタッフ 知】 |
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